この記事では、運氣が上がるお部屋探しのコツを紹介しています。
風水では、『家(部屋)はそこに住む人を幸せにしてくれる一番大切な道具』と考えます。
そのため、今の自宅から見て、どこに移動して、どんな環境で、どんな間取りの部屋に住むのか決めることをとても重要視しています。
風水は環境開運学。
これから引っ越しを考えている方は、ぜひ運氣が上がるお部屋探しをしてください。
吉方位をチェック!

お部屋探しをする上で、一番大事なのが今住んでいる場所からみて、住みたい場所が吉方位にあるかどうかです。
家族がいる人は、家族全員の吉方位が一致するということは難しいので、一家の主の吉方位を優先します。
よく引っ越ししてから体の調子が悪くなったとか、良くない事が続くとという話を聞きますが、調べてみると凶方位に移動していたという人が少なくありません。
なので引越しをする際は、自分にとっての良い時期や方位をまず知りましょう。
どうしても凶方位に引っ越ししなけらばならないときは
偶然なのか必然なのか?
サラリーマンの方は特に、突然の転勤など、なんらかの都合で凶方位とわかっていても引っ越しを余儀なくされることってありますよね。
そんな場合は、今住んでいる地元の神社で『方位除け』をしてもらいましょう。
そして鬼門札をもらってきてください。
鬼門札は新居の東北と南西の壁に貼ります。
貼る位置は出来るだけ上の方、神様を見下ろすことのないように最低でも自分の目上よりも高い位置に貼ってください。
もし、マンションなどで上の階に部屋がある時は、天井に『雲』と書いた紙を貼っておくといいですよ。
また、引越しによる凶作用を回避する方法として、『方違え』というやり方もあります。
自分の家から吉方位の土地に3か月間仮住まいをしてから、そのまま新居に引っ越すという方法なんですが・・・
この方法は、お金と時間、そして手間がとてもかかるのが難点。
風水的には、吉方位移動が続くことになるですごく良いのですが、神社で方位除けをしてもらう方が現実的ですね。
お部屋探しの下準備

引っ越し時期が決まったら、運氣が上がるお部屋探しの開始です。
下準備として、まずは不動産会社に行って気になるお部屋の間取り図をもらってきてください。
外観の色や形がわかる写真などがあるとよりいいですね。
今はインターネットやスマホでもお部屋探しが出来るので、間取り図はそちらで手に入れるのもアリですよ。
間取り図を手に入れたら、下見に行く前に家の中心を出しておきましょう。
周辺環境をチェック!

風水は、環境を整えて幸運を呼び込むという環境開運学です。
間取りは風水インテリアで運氣を上げたりカバーしたりできますが、環境はそうはいきません。
もし、事前に確認できるようだったらしておいた方がいいですね。
できないようなら下見の当日に必ずチェックを!
駅が近くにある
通勤や通学のことを考えると、駅が近くにあると便利ですよね。
駅という空間は、その街の出入り口。
特急や急行電車が止まる駅ならたくさんの人が集まるので、幸運のパワーも集まりやすくなります。
特に、最寄りの駅が東や南にあるアパートやマンションは大吉です。
朝の通学や通勤の時、東や南に向かうことで朝日のパワーを受け止めることができるからです。
学校が近い
学校が近くにあるのも良いですね。
駅と同じように学校も人の集まる場所なので、幸運を運んでくれる環境だといえるからです。
また、学校はいざというときの避難場所になっていることも多いので、その点でも安心です。
公園が近くにある

公園も人の集まる場所です。
手入れの行き届いているキレイな公園が近くにあるのは環境的に◎!
大きな公園なら徒歩15分圏内、小さな公園なら徒歩5分圏内にあると公園から良い運氣を受け取ることが出来ますよ。
商店街やスーパーが近くにある
買い物に便利な場所は風水的に見て吉です。
特にマンションやアパートから見て西側に商店街やスーパーがあると金運がアップしますよ。
1階がコンビニになっている物件は、1階のお店がキレイで人気があって衛生的なら問題ありません。
病院が近くにある
病院が近くにあると安心ですが、風水的にはNGです。
病院にはケガをした人や病気になった人が集まるため、どうしてもマイナスの気が放たれることに。
特に、東や東南、南側の至近距離に病院がある場合は要注意です。
病院から放たれるマイナスの気の影響で、健康状態が悪くなる可能性があるからです。
お墓
お墓と建物の吉凶の判断基準は間に道路があるかどうかなので、道路を1本でも隔てていれば問題なしと考えます。
お墓が近くにあると縁起が悪いとよく言われますが、一概にそうとも言い切れません。
なぜなら、お墓から見て東や東南に敷地がある場合は、風水では逆に吉相となるからです。
ただし、お墓が見える位置にベランダや窓がある場合は、汚さないようにいつもキレイにしておいてくださいね。
神社やお寺
神社やお寺は、お墓以上に気を使わなければいけません。
敷地から見て、神社やお寺が北や西にある場合はいいのですが、トイレやキッチンなどの水回りが神社やお寺側にある場合はNG。
それ以外の場合でも、神社やお寺の近くの物件はできるだけ避けた方が無難です。
川や用水路

澄んだ水には人の心を癒してくれる作用がありますが、近くに川が流れている土地はあまりよいとは言えません。
なぜなら、水は陰の気が強くパワーダウンしやすいからです。
川や用水路から、その幅の分以上建物から離れている場合は問題ありませんが、それよりも近い場合は湿気という点からもNGと考えた方がいいですね。
汚れて濁った川や水路が隣接している場合は、凶作用を受けやすくなるので迷わず避けてください。
外観をチェック!

外観のデザインや色は、運氣を上げるお部屋選びには大事なポイントです。
形は心を表すといいます。
いびつな形の建物に住むと、心までゆがんでしまいます。
言い換えれば、心がゆがんでいるとゆがんだ建物の物件を選んでしまうのです。
避けたい形
建物の形が三角形だと、人間関係が悪くなりストレスが溜まりやすくなります。
円柱型だとやる気を失い、仕事で自分の実力が発揮できなくなることに。
凸凹の多い外観は、日当たりが良いなどのメリットがありますが、社会性が少なくなり利己的になる傾向にあります。
建物の外観は出来るだけシンプルな形を選んでください。
外壁の色
建物の壁の色には、そこに住む人の向き不向きがあります。
茶系やレンガ色は誰にとっても良い色ですが、特にお金持ちや年配者にとって良い色です。
白色も誰にとっても良い色ですが、汚れると一転して凶になります。
白色は汚れが目立ちやすいので、外観の掃除が行き届いてない物件は避けた方がいいですね。
コンクリートの打ちっぱなしやグレーの建物は、外に対して働きかけるような仕事をしている人には不向きですが、金銭的な蓄えをする人には良い色です。
クリーム色は万人向けではありますが、個性がなくなる面があるのでセンスで勝負する職業の人には不向きです。
共有スペースをチェック!

共有スペースは、住んでいる人達が気持ちよく使えるようになっていると良いですよね。
しっかりした管理人さんがいると安心です。
ゴミ収集場
ゴミ収集場は、敷地の中心から見て表鬼門(東北)や裏鬼門(南西)にない方がいいですね。
それ以外の方位にあっても、不衛生だったり悪臭が漂っているようならNG!
悪臭は建物のパワーをダウンさせます。
ゴミ収集場は、水を流して掃除ができるように排水溝が設けてあれば合格です。
自転車置き場
エントランス付近や玄関の前に自転車を止めていると運氣がドロップしてしまうので、自転車置き場が設置されているかも要確認です。
場所の吉凶はありませんが、屋根付きの自転車置き場ならなお良しです。
駐車場

駐車場が地下や1階にある場合、大地のパワーが不足しがちになりるので鉢植えの植物などを置いたりインテリアでカバーすることが必要です。
駐車場スペースは、
- 水たまりができていない
- 排水がきちんとできている
- 湿気が溜まっていない
- スロープが急すぎない
といった点がクリアできていれば問題ないと考えます。
間取りをチェック!
お部屋の中の見に行くときは、下記のものを持って行ってください。
- 中心を出した間取り図
- 方位磁石
- ペン
- ものさし
- 分度器
まず、家の中心に立って家具の配置を想像しながらお部屋を見渡してください。
理想は家の中心にくつろぎスペースがあることですが、トイレやキッチンなどの水場がなければそのお部屋は合格です。
次に、方位磁石を持って家の中心に立ち、磁北(方位磁石がさす北)を調べます。
この時、配管など磁石に反応するもがあると正しく方位を指してくれないこともあるので、中心以外の数か所から磁北を調べ、念のため外に出て方位を確認してください。
方位の測定が終わったら、中心を出した間取り図に方位を書き込んでいきます。
そうすることで、その後の間取りチェックがスムーズにいきますよ。
部屋の形と広さ

部屋の形は四角形や長方形がベスト!
マンションではよく部屋の隅に柱が出ている部分ありますが、そこは風水では欠けになります。
出来るだけ凸凹のない部屋を選ぶようにしましょう。
天井

天井は低いよりも高い方がいいのですが、ロフトがある場合は要注意。
ロフトは荷物を置く場所ですが、部屋を広く使いたいという理由でそこを寝室として使っている人も多いですよね。
ですが、本来ロフトは荷物を置くために設けられた場所。
ここを寝室にしていると、なかなか結婚ができなかったり、自分の力が発揮できなかったりということになりかねません。
ロフトは収納スペースと考え、寝室にはしないようにしてくださいね。
収納スペース

クローゼットや押し入れなど、収納スペースは広いほうが良いですね。
風水の基本はすっきりと片付けること。
玄関やキッチンなど、自分の持ち物が収まる収納場所があるかどか念入りにチェックを!
コンセントの位置
見落としがちなのがコンセントの位置です。
築年数の古い建物の場合、コンセントの数が少ない場合があります。
過度なたこ足配線はとても危険ですので注意してください。
また、コンセントがどの方角にあるのかもチェックしておいた方がいいですよ。
風水では、『テレビや電話などは家の東側に置くと良い情報が入ってくる』といいます。
コンセントが初めから部屋の東側にあると、理想的な風水インテリアが無理なくできますよ。
風通し

風の流れは、日が当たるかどうかよりも重要です。
風がスムーズに流れるお部屋は、においがこもらず悪い氣も停滞しません。
風通しの良いお部屋は、高温多湿の日本の気候から考えるとカビが生えにくく、建物の腐れを防ぐことになるので良い環境で健康に暮らせるとういことになります。
玄関

玄関は幸運の入り口なので、できるだけ広い方がいいですね。
下駄箱が備え付けられてるならなおGOOD!
たたきとホールの高低差は10~15cmある方がいいのですが、今のアパートやマンションは高低差がほとんどありません。
その場合は、玄関の方位と相性の良い色や柄の玄関マットを必ず敷いてください。
スペースの役割をはっきりさせるのが運氣を上げるコツです。
キッチン

家の中心からみて、キッチンがどの方位にあるのかはとても重要です。
換気が出来る窓があったとしても、避けたいのが、東北、南西、西のキッチン。
東北と南西は、突然の大きな出費や体調不良を招きやすく、西は西日が入るとより浪費しやすい傾向にあるの要注意。
窓がないキッチンの場合は、換気扇も忘れずにチェックしたいところです。
風水では、『キッチンから漏れる悪臭は変な噂話が立つ』と言われているので、換気扇はパワーが強く、掃除がしやすいタイプのもが良いですよ。
浴室、トイレ、洗面所

浴室、トイレ、洗面所が一緒になったユニットタイプは、狭く掃除もしにくいので避けた方がいいですね。
すでにカビなどが生えている場合は、湿気がこもりやすく風通しが良くないと考えられるのでその物件はやめておいた方が無難。
トイレなら健康運に、浴室なら愛情運にダメージが出やすくなります。
水漏れと照明のチェックも重要です。
特にトイレでは、タンクの中の部品が壊れていて知らない間に水漏れしていたなんてこともあります。
照明は本が読めるくらいの明るさは欲しいですね。
暗いと汚れに気づきにくくなりますし、掃除も汚れが見えずらくやりにくいので。
浴室やトイレはどこにあっても吉相にはなりません。
アパートやマンションでは窓がないのがほとんどですので、換気がしっかりできるか下見の時にチェックしてください。
入居後はこまめな掃除と換気、そしてもり塩もしておきましょう。
ベランダ

マンションは階数が上がれば上がるほど、大地のパワーが不足することになります。
それを補う一番簡単な方法は、ベランダに『鉢植えの植物』を置くこと。
大地のパワーを補充しながら、自分で育てた植物をお部屋に飾ると運氣も上がって一石二鳥です。
でもそのためには、ベランダでガーデニングが出来るかチェックすることが必要です。
避難経路なってる場合は、物を置いてはいけないスペースに指定されている場合もありますし、今は『ベランダにお布団を干してはいけない』というマンションもあるので、そこも下見の時に確認しておきましょう。
あと、ベランダから見える景色も重要です。
ビルなどの建物の角が自分の部屋の方を向いていたり、高い鉄塔が見える場合は要注意。
風水では『そこから凶作用が向かってくる』と考えるので、そういった場合はビルや鉄塔に向けて鏡を置くことで、凶作用を跳ね返すことができます。
まとめ
引っ越しは1度してしまうと、そう簡単にやり直しができません。
だからこそ、事前の準備が必要不可欠。
同じお金と時間を使って引っ越しをするなら、ぜひ運氣が上がるお部屋を探してくださいね。